こんにちは、Rokuです。
今年も早いことで12月になりました、12月と言えば多くの人は会社からボーナスが支給されます。そのボーナスを使って家で使っている家電や設備機器(コンロ・給湯器・キッチン・お風呂など)を買い替える方も多いと思います。
ですが、住宅設備機器は今多くの物が価格高騰しています。なので今回は価格高騰による今買い替えたら損をする商品や、価格高騰の理由を書いていこうと思います。
今買い替えてはいけないもの
なぜ今買い替えをしてはいけないけないかというと理由は一つです。
今は各メーカーが供給不足により購入価格が通常の2~3倍になっており、値上がりが激しいものに関しては定価の80%オフで買えていたものが定価で買わざる負えなくなるほど価格が高騰しているからです。
以前は給湯器・暖房器具だけでしたが現在はより商材が広がって多くの物が高騰しています。
その中でも今買い替えたら損をするものを3つご紹介します。
給湯器
以前このような記事を書きました。
この記事を書いたのが9月の中旬で3ヶ月前になります。3ヶ月前と比較して今はどんな状況なのか書いていきます。
・状況
給湯器メーカーの現在の状況はかなり悪化してます。ベトナムのロックダウンによる部品製造の遅れから更にハーネス類(半導体等)不足により納期遅延さらに延びています。
特にノーリツの製造・出荷が大幅に遅延しており、今から新しく注文を入れても出荷が来年4月以降の商品が多い状況です。
他の大手給湯器メーカーのリンナイ・パーパス・パロマもノーリツの遅延に影響を受けて品薄の状態です。
その為価格の高騰が著しく、今買い替えると通常価格の3~5倍程の高い金額での購入となるのでおすすめできません。
IHクッキングヒーター
IHクッキングヒーターはコロナ禍の影響というよりもハーネス(電子部品)が原因で品不足を起こしています。
一番影響が大きいのが三菱電機製のIHクッキングヒーターでほぼ全機種受注停止状態です。このあおりを受けて大手メーカーのPanasonic・日立も品薄状態です。
Panasonicからの情報だと「前年104%程で製造しているが他メーカーの品薄で大幅に納期遅延が起きている」とのことでした。
現在納期遅延が発生している関係でIHクッキングヒーターもかなりの価格高騰が起きています。例を挙げると下記のIHクッキングヒーターは通常時の2倍程の価格高騰が起きています。
価格ドットコムの価格推移グラフを見ても価格高騰は間違いないので今はIHクッキングヒーターの買い替えもお勧めできません。
温水洗浄便/一体型トイレ
大手メーカーのTOTO・LIXIL・Panasonicの3社ともに納期遅延を起こしています。ベトナムのロックダウンから始まり現在は半導体不足により納期が回復せず逆に悪化しています。
具体的には納期が2~3ケ月かかり、代理店への出荷枠制限がかけられたりと直ぐには納品されない状況です。TOTOの営業マンからの話しだと「現在普及タイプのウォシュレットの1月の供給数は前年の28%程」との話もありました。
また温水洗浄便座・一体型トイレもネットショップではかなり安く販売していたものの現在は価格が高騰しているので今購入すると通常時よりも大分損をします。
今安く温水洗浄便座を変えたいならPanasonicのトワレがおすすめ
TOTO・リクシルの温水洗浄便座は現在品薄で価格高騰していますが、Panasonicの温水洗浄便座は品薄なものの現在も生産はし続けています。
価格の高騰も若干ではありますが他社と比較しても値上がり幅は高く無いです。
今購入する場合のおすすめを紹介します。
【ホワイト色】
【アイボリー色】
CH941とCH942の違いは脱臭あり(末尾2)か脱臭なし(末尾1)かの違いです。基本的には脱臭無しの方がよく選ばれている印象です。
上記のトワレは基本機能は兼ね備えているので機能にこだわりがなければこちらの商品をおすすめします。
まとめ
生活に欠かせない物が多く欠品しています。特に給湯器や暖房便座等はこの冬を越すのに必需品です。
もし仮に欠品している商品が、故障してしまった場合は買い替えではなくメーカーに修理をお願いしましょう。メーカー保証内で使用中の破損等でなければ無償で修理してもらえますし、保証期間外でも数万円で即修理対応をしてもらえます。
使用している機器が古くて修理できない場合は、必ず注文を入れましょう。メーカーには既に大量の注残が発生しています。注文が遅くなればなるほど納品が送れますので、買い替えを検討している方はすぐにリフォーム店もしくはネットで注文だけは早めに入れましょう。