こんにちは、Rokuです。
今回は給湯器について記事を書いていこうと思います。冬の時期は給湯器が壊れやすい時期でもあり、給湯器の交換をする方も増えてくると思います。
ただし例年と違って今年は給湯器が不足しています。(詳細は過去記事をご参照ください)
給湯器の値段も例年に比べて高くなっているのが現状です。なので今回は給湯器を購入する際に損をしない為に、基礎知識や購入前に確認ポイントを中心に書いていこうと思います。
給湯器の種類
・単機能給湯器
単機能給湯器とは、追い炊き機能がない給湯器のことです。一般的に給湯専用と呼ばれる給湯器で沸かしたお湯の出口は蛇口・シャワーです。
ワンルームマンション・アパートや小店舗向けの給湯器です。比較的この給湯器は16号等の小さい能力が多く出ています。
・ガスふろ給湯器
ガスふろ給湯器とは、追い炊きと給湯のできるタイプの給湯器です。蛇口・シャワーとは別に配管がお風呂に繋がっています。お風呂のお湯・水を給湯器に循環させて再度お風呂を沸かす機能です。
戸建て・3LDKなどの家族構成の多い方の住むマンションやアパートについていることが多いです。
・高温水供給式給湯器(高温差し湯タイプ)
高温水供給式とは追い炊き機能とは違い約80℃の高温水をお風呂に差し湯(湯船にお湯を足す)してお風呂の温度を上げる給湯器です。
ほぼ給湯専用と同じですが、お風呂に直接配管をつなげられるので蛇口を開いたり閉めたりする必要はないようです。
関西地方に多い給湯器のようです。
・湯沸し器
湯沸し器とは台所などについている小さな給湯器のことです。5号給湯器とばれ洗い物等で少量のお湯しか使わない場合に使われます。
台所などについてる給湯器です。
・エコジョーズについて
給湯器の種類の中にエコジョーズという機種があります。エコジョーズとは給湯器がお湯を沸かす際に出る排気熱を利用し少量のガス量でお湯を沸かす省エネ性能の高い給湯器です。
金額などの数字は各メーカーによって異なりますが、ガス代・電気代の節約につながる給湯器です。
エコジョーズはプロパンガスをご利用の方におすすめ!
エコジョーズは都市ガスと比べてガス料金の高いプロパンガス【LPガス】をご利用の方におすすめです。エコジョーズのメリットは【普及タイプの給湯器に比べて商品代などの初期コストは高いがランニングコストが安くなるので年間で考えていけばお得!】です。
そもそもガス料金の安い都市ガスではLPガス程のメリットは出せません。給湯器メーカーのエコジョーズの紹介ページにも【年間¥20,000~¥30,000程ガス代の節約になる】とは書いてあるものの全てLPガスの場合と書いてあります。
都市ガスをご利用の方はそもそ商品代の安い従来の給湯器を買い替えるほうがお得なので、LPガスをご利用の方にしかエコジョーズはおすすめしません。
ネット購入で損をしない為の購入前の確認ポイント
今では沢山のネットショップで給湯器の購入が可能です。私もネットショップの担当になってからかなりの台数を販売しています。
その中で購入者様が損をするケース等があるので、ネットショップで給湯器を購入する際に損をしない為に確認ポイントをお伝えしたいと思います。
・絶対にやってほしい!ご利用ガス種の確認!
給湯器をネットショップで購入する際は絶対にご利用中のガス種をご確認ください。【都市ガスorLPガス】このガス種を間違えると購入した給湯器が使えません!
給湯器のガス種を変更することは基本的には可能です。メーカーにお願いすれ変更できますが、ガス種の変更はメーカー工事でも給湯器の改造になるのでメーカー保証が受けられなくなる可能性があります。
間違って購入してしまった場合は開封前に購入したショップへ相談することをおすすめします。開封前なら返品交換に応じてくれるショップがあるはずです。
・どう設置されているか?
ご自宅の給湯器がどう設置されいるかも必ず確認しましょう。給湯器の設置方法は以下のように多くあります。
一般的に戸建て住宅は壁掛け設置・据え置き設置が多いです。ですがマンションやアパート等の集合住宅はパイプシャフト設置の可能性が高いです。設置法方によって給湯器の品番が異なったり必要部材も変わります。
なので設置法方の確認も必須です。
・給湯能力は足りているか?
給湯器の平均寿命は8~10年と言われています。その間に家族の人数が変化している場合はがあります。その場合は給湯器の能力を検討したほうが良いと思います。
例)
- 24号・・・4人家族等で複数の場所で多くの湯量を使うか場合(お風呂+キッチン)
- 20号・・・2人家族で複数の場所で少量の湯量を使う場合(お風呂+キッチン)
- 16号・・・単身者で複数の場所でお湯を使わない場合
能力が上がるにつれて給湯器の値段も高くなるので単身者が24号の給湯器を購入するのは損です。逆に4人家族で16号の給湯器を買うとお湯不足になり不便です。
なので今設置されている給湯器をそのまま買い替える前に一度どのくらいの能力が必要か検討してから購入することをおすすめします。
購入先について
・価格で選ぶならネット購入が一番安い
給湯器本体の値段を限りなく安く買いたいのであればネットショップで購入することをおすすめします。
ネットショップの販売価格は定価の70%~80%で推移しているのでかなり安いです。ネットショップで買う場合は楽天・yahooショッピング等で評価の高いところから買うとより安心して購入できます。
工事も同時に受けてくれるネットショップもあるのでよりお得に給湯器を買い替えることができると思います。
・安心を求めるならガス事業者
ネットで買うのが不安な方や工事をどこに頼めば良いかわからない方におすすめなのはガス事業者です。
ガス事業者はガスの取り扱いが専業なのでガス種を間違えることは無いと思いますし、今後ガスのことで困った場合は相談しやすくなると思います。
LPガスをご利用の方もしかするとお得な特典もついてくるかもしれません。
・お風呂をリフォームした際に給湯器を交換するのもおすすめ!
意外とおすすめなのでリフォーム時の給湯器交換です。リフォームをするということはある程度の年数給湯器も使っています。
「まだお湯が出るから給湯器は交換しなくても良い!」という方も多いですが、給湯器の寿命が8~10年と考える壊れるのも時間の問題かもしれません。
リフォームと同時に行えば給湯器の交換費用もリフォームローンに追加して支払うことが可能の様なのでリフォーム時の交換もおすすめです。
まとめ
普段何気なく使っているお湯が使えなくなると給湯器の交換・修理が必須になります。給湯器はガス種・設置方法などが沢山あり購入の際には注意が必要です。
ネットショップでお得に買うことができますが、しっかりと今使っている給湯器がどんな物なのか確認しないと損をしてしまいます。特に給湯器の値段が上がっている今年は注意が必要です。
これから給湯器を交換を検討している方の参考になればと思います。
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